これから始める初心者のための
アクセス講座 
終了!

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03/31 金 開講!

お待たせしました。「これから始める初心者のためのアクセス講座」第1回を3月31日(金)に開講する運びとなりました。 おかげさまで10数名の皆さんが参加してくださることとなりました。 毎週金曜日あたりに更新、20回程度を目途に「賞状の作成と印刷」を完成させます。果たしてどうなるやら!楽しみにしています。 どうぞよろしくお願いいたします。

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これから始める初心者のためのアクセス講座

ダンス競技会運営システム等のアクセス構築後継者の育成を目的とした講座を下記の通り開講します。 奮ってご参加ください。初心者の気持ちはよ~く分かります。ご質問はメールか電話にて承ります。

  • 講座名: これから始める初心者のためのアクセス講座
  • 題材:  賞状の作成と印刷
  • 場所:  このサイトのこのページ
  • 期日期間:不定期、半年程度
  • 参加資格:アクセス初心者
  • 参加費: 無料
  • 講師:  ナベシステム渡辺賢一
賞状見本A3 画像

準備するもの

表紙に「アクセス講座」と書いた大学ノートを一冊用意してください、できれば無地がいいかな…。

パソコン

OSバージョン: Windows10以上 64bit ※32bitは今もこれからも存在しないかも…。
ブロック使用PCは、Win11にアップグレードできないPCもあるため、 Win11はダウングレードしてWin10に統一しています。SSD128GB メモリー8GB CPU COREi5 です。 画像や動画を編集なさる方は128GBではおそらく足りません。増やすか、ワンドライブを利用するのも手です。
講座ではWin10の画面で説明します。Win11をお使いの方は画面は異なりますが説明項目は見つけられる範囲にあります。

私がPCを調達している「NEC得選街」を紹介します。ビジネスPCを取扱っていて、法人様となっていますがSOHOあるいは、 教室経営者であれば購入することができます。どうぞ、ご利用ください。

NEC得選街

Microsoft 365

office.com のWebサイトでは、「Office は Microsoft365 になりました」とあります。 とは言っても「Office 2021」という永続版があったりと非常に分かりづらくなっています。 詳細はWebサイトをご覧ください。
何れも「Access」が入っている必要があります。 ブロックでは「Microsoft365 Apps for Business」を使用しています。経済的ですが団体契約する必要があります。 個人であれば「Microsoft365 Personal」がよろしいかと思います。

以下、購入ページで入手してください。クレジットカードが必要です。無料から始めて契約に移行すればよいかと思います。

Microsoft365 購入ページ

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これから始める初心者のための
アクセス講座

第1回 03/31金

フォルダーとファイルの作成
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フォルダーとファイルの作成

開講のあいさつと講座の進め方

おはようございます!ここに記念すべき第1回を開講できることを大変うれしく思っています。 これもひとえに役員はじめ皆様方の温かいご協力の賜物と感謝申し上げます。私は長年にわたりこの業務に携わってきました。 まだまだ頑張るつもりですが終わりがない訳ではありません。ブロックの組織としても後継者を育成しなければなりません。 この講座を通して1名でも2名でも、いや5、6名が育ってくれることを希望します。

講座の進め方としては、私がこれまでに培ってきた知識をほぼ一方的にこのページで発信し、ご意見ご質問はメールまたは 電話にて受けたいと思います。何せ独学ですのでへんてこりんもあれば独自で素晴らしいものもあるかもしれません。 また皆様方から逆に教わることが出てくると想像しています。著作権や個人情報の関係でこのページで公開できないファイル等については、 受講者にメール配信やダウンロードの形を取りたいと思います。

始めましょう!

これから様々な用語が出てきますが、カーソルを乗せると説明が表示されます。ない場合、さらに知りたい場合はググりましょう。 まず以下のフォルダーの文字にカーソルを乗せて始めましょう!。

フォルダー

データーの入れ物

ファイル

パソコンで使用するデーターです。単純なテキストやおなじみのワード、エクセル、そしてアクセス等、使用するのは2、30程度です。

心構えとおまじないを兼ねて、これから作成するフォルダーとファイルを以下のようにノートに書きましょう。

格納

ディレクトリー

フォルダーやファイルの場所、住所。フォルダーとは区別しましょう。

"

C:\

Cドライブ。:コロンの後はコロンの前の補足・説明。\エンは区切り、/スラッシュも可。
ACCESS講座\賞状東日本県別\賞状東日本県別

.accdb

ピリオド以下は拡張子といい、ファイルの種類や使用するアプリケーションを表しています。この場合はaccdbファイル。既定では表示されずアイコンで視覚的に判断することになります。しかしコーディングに必要です。表示方法は後ほど説明します。
"

「賞状東日本県別.accdbファイル」の場所は、

Cドライブ

記憶域です。昔、他にAドライブ、Bドライブがありました。Aドライブは、フロッピーディスクが使われていました。パーティションといってドライブを分割することもできます。さらにメモリー等を追加するとD、E、Fと増えていきます。
の中のACCESS講座フォルダーの中の賞状東日本県別フォルダーの中の賞状東日本県別.accdbファイル
となります。

続いて階層も書いて理解しましょう。

  • C:\
  •  ┣ACCESS講座\
  •  ┃┣賞状東日本県別\
  •  ┃┃┣decoration\
  •  ・┃┃┣deco.png
  •  ・┃┃┣jbdf_back.png
  •   ┃┃┗jbdf37.png
  •   ┃┣seal\
  •   ┃┃┣茨城.png
  •   ┃┃┣栃木.png
  •   ┃┃┣群馬.png
  •   ┃┃┣埼玉.png
  •   ┃┃・
  •   ┃┃・
  •   ┃┣賞状東日本県別.accdb
  •   ┃┗賞状東日本県別.ico
  •   ┗ACCESS講座.ico
ノート ※押下するとオリジナル画面で表示されます。 画像ノート

画像ファイルについて

  • 賞状の飾枠、ロゴマーク、会長印の印影等、画像ファイルの素材を埋め込む必要があります。
  • 賞状レポートの作成の段階になりましたら私が予め用意した素材を提供します。
  • 画像ファイルの作成方法はアクセスとは直接関係しませんがアクセスに限らずPC作業では不可欠となります。
  • 作成方法の説明はタイミングと時間の関係上、後回しにすることにします。
  • アイコンファイルついては、視覚的にプログラムを判断する役目があります。同様に説明は後回しにすることにします。

フォルダー「ACCESS講座」を作成する

  • 電源を入れWindowsを立ち上げる。
  • PCから(C:)を開く。
  • 「新しいフォルダー」から"ACCESS講座"と名前を付けて保存します。

フォルダー「賞状東日本県別」を新規作成する

  • フォルダー「ACCESS講座」を開く
  • 「新しいフォルダー」から"賞状東日本県別"と名前を付けて保存します。

フォルダー「decoration」と「seal」を新規作成する

  • フォルダー「賞状東日本県別」を開く
  • 「新しいフォルダー」から"decoration"と名前を付けて保存します。
  • 「新しいフォルダー」から"seal"と名前を付けて保存します。
フォルダーの作成 画像フォルダーの作成

ファイル名拡張子を表示する

タブ「表示」から「ファイル名拡張子」にチェックを入れます。または「オプション」⇒「表示」から 「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外します。なんか変ですよね~。

拡張子の表示 画像フォルダーの作成

アクセスファイル「賞状東日本県別.accdb」を作成する

  • スタートメニューから「Access」を開く。
  • 空の

    データーベース

    漠然とした意味で情報を蓄積する倉庫だと思ってください。ここでの説明は何もしていない新しい「accdeファイル」のことです。
    を押下。
  • 作成画面が表示されます。
  • ファイル名に"賞状東日本県別"と入力、拡張子はなしです。
  • フォルダーのアイコンを押下。
  • 「作成」ボタンはまだ押しません。
  • ディレクトリーを指定します。
  • ファイルに拡張子が付きました。
  • 確認し、OKを押下。
  • 再び作成画面に戻りました。
  • ファイル名に拡張子が付きました。
  • ディレクトリーが表示されました。
  • 確認して「作成」ボタンを押下。
  • 空の

    テーブル

    表です。エクセルと似ていますがそれぞれの列はエクセルは種類が混在できるのに対してテーブルは1種類のみとなります。
    1の作成の画面が表示された"賞状東日本県別.accdb"が作成されました。
  • このままテーブル作成へと進めますが今回は何もせずに右上の✕を押して閉じます。

ショートカット

ファイルへのパスです。データーは無くファイルではありません。文字通り近道です。
を作成する

  • "C:\ACCESS講座\賞状東日本県別\賞状東日本県別"を開きます。
  • 「右クリックメニュー」から「送る」⇒「デスクトップにショートカットを作成する」を押下。
  • ショートカットが作成されました。
  • 押下してフォルダー「ACCESS講座」が開けるかご確認ください。

以上で「第1回ACCESS講座」を終了します。いかがだったでしょうか?。時間にして40~50分程度かければ良いかと思います。 失敗しましたら、後戻りも躊躇せずに何度でもやり直しましょう。

04/07金00:30 皆さんが優秀なのか、簡単なのか、特に質問はありません。

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これから始める初心者のための
アクセス講座

第2回 04/07金

テーブルの作成
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テーブルの作成

構想を練る

  • 賞状見本を参照し、ノートに構想図を書きましょう。大体でよろしいです。
  • 実際の大会の進行状況を想像し、大きい分類順に整理すると良いでしょう。
  • 摘要☑はチェックボックスです。印刷する、しないを選択します。
  • スタンダードとラテンアメリカンは全く同じ内容になります。

テーブルの構成図を書く。

  • テーブルに名前を付けます。「tbl_大会」「tbl_順位ST」「tbl_順位LA」とします。 特に決まりはありませんが分かりやすく簡潔にしましょう。
  • 「tbl_順位ST」と「tbl_順位LA」側に「大会ID」を設定し一対多の

    リレーションシップ

    テーブル間を関連付ける。紐づけること。
    をする予定とします。
  • もっと良い考えがあるかもしれません。好みがあったりでこの限りではありません。

セキュリティの警告。

  • 前回作成したフォルダー「ACCESS講座」のショートカットから順次押下し「東日本県別.accb」を押下します。
  • すると「セキュリティの警告」が表示された状態で開かれますが今回はそのまま「

    コンテンツ

    素材、部材、材料などと訳しますがここでは、すべてでは無く部分的であるという意味のようです。
    の有効化」ボタンを押下します。
  • 解除については後で説明の機会があります。

テーブルを作成する。

  • 「作成」を押下します。
  • 「テーブル」を押下します。
  • フィールド

    エクセルのセルと似ていますが同じ列に複数の種類は混在できません。
    1」はフィールド名です。押下すると入力可能となりますが今回は何もしません。
  • 「フィールド1」の空

    レコード

    テーブルの1行が1レコードです。行数がレコード数となります。
    に「東日本県別対抗アマチュア競技ダンス大会」と入力します。レコードがないとテーブルは作成できません。
  • 「✕」を押下。テーブル名の入力ボックスが表示されますがここも「テーブル1」のまま「OK」を押下。
  • 「保存のメッセージボックス」の「はい」を押下。
  • 「名前の変更を押下するとテーブル名が入力可能となります。
  • 「tbl_大会」と入力します。
  • テーブルを開いてみましょう。
  • 「テーブル名」をダブルクリックか右クリックメニューから「開く」を押下。
  • 「デザインビュー」で開いてみましょう。
  • 「デザインビュー」を開くには右クリックメニューから「デザインビュー」を押下します。

フィールド名を入力する。

  • 「デザインビュー」でフィールド名を入力します。
  • 「デザインビュー」を開くには右クリックメニューから「デザインビュー」を押下します。
  • 「ID」の既定はオートナンバーですがここでは1レコードしか使用しないため「数値」に変更しました。
  • 「データ型」は格納する種類によって変わります。数字なら「数値型」、文字なら「テキスト型」さらには「日付型」、 「YesNo型」となります。
  • フィールドに入力しましょう。
  • 入力が終えたら「tbl_大会」の作成は完了です。
  • 何やらごちゃごちゃしていますが目的は同じでもやり方の選択肢はいろいろあり、成り行きで大丈夫です。
  • 失敗しましたら削除して何度でもやり直してください。
  • 同じ要領で「作成」からテーブル「tbl_順位ST」と「tbl_順位LA」を作成します。2つのテーブルは内容が全く同じです。
  • まず「tbl_順位ST」を先に作成します。後ほどそれをコピペして名前を「tbl_順位LA」に変更します。
  • 図は「tbl_順位ST」のデザインビュー。
  • 「ID」と「大会ID」は説明(オプション)に記してあります。画面下部のフィールドプロパティに既定値の設定があります。
  • 図は「tbl_順位ST」のデーターシートビュー。
  • 図のように予めマスター(原本)テーブルとして入力します。
  • 見本の順位は漢数字ですが第9位まで全角英数字、第10位以下を半角英数字としました。
  • テーブル「tbl_順位LA」を作成します。
  • テーブル「tbl_順位ST」をコピペする際に名前を「tbl_順位LA」に変更します。
  • 3個のテーブルが作成されました。

テーブルの作成は完了です。以上で「第2回ACCESS講座」を終了します。

04/14金00:30 皆さん優秀なのでしょう、ここも特に問題はないようです。次に進みましょう!。

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これから始める初心者のための
アクセス講座

第3回 04/14金

リレーションシップとクエリ
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リレーションシップとクエリ

リレーションシップを作成する

  • 「賞状東日本県別.accdb」のデーターベースを開きます。
  • 「データベースツール」次いで
  • 「リレーションシップ」を押下。
  • 3個のテーブルを追加します。
  • テーブルの配置とサイズを見やすいよう調節します。
  • 「tbl_大会」の「ID」を「tbl_順位ST」の「大会ID」に

    ドラッグ&ドロップ

    マウス操作のことで文字通り、引きずり落とします。 ポインターをドラッグする箇所(出発地)の上で左ボタン押したままドロップ箇所(目的地)の上まで引きずり、 ボタンを離します。
    します。
  • 必要に応じて「参照整合性」のチェックを入れます。 通常は整合性を取りますが一対多の一側を削除すると多側は連鎖削除されます。




  • 同様に「tbl_順位LA」も「tbl_大会」の「ID」を「大会ID」にドラッグ&ドロップします。
  • 見栄えを整形します。閉じる際に表示されるメッセージボックスの「はい」を押下します。
  • リレーションシップが作成されました。

リレーションシップを削除する。

何らかの理由で削除の必要が生じた場合は、以下のとおり操作します。
  • 目的のリレーションシップの接続線を右クリック。
  • メニューから「削除」を押下。
  • 表示された「メッセージボックス」の「はい」を押下。
  • 接続線が無くなり、リレーションシップか削除されます。

サブデーターシートを表示する。

  • リレーションシップを複数のテーブルに作成するとテーブルを選択するよう「サブデーターシートの挿入」メッセージが表示されます。
  • サブデーターシートは1個のテーブルしか表示できません。「tbl_順位ST」を表示してみましょう。
  • 「tbl_順位ST」を選択して「OK」を押下します。
  • サブデーターシートが表示されました。
  • 「-」を押下するとサブデーターシートは閉じて「+」となります。
  • 保存するには閉じる際に表示されるのメッセージの「はい」を押下します。
  • 追加や変更の必要が生じた場合は、デザインビューのプロパティで行うことができます。

クエリ

英語表記は "query" となります。意味は「問合せ」、「クエスチョン」の親戚と理解しましょう。 クエリはいろんなことができる便利な代物です。今回は代表的な「選択クエリ」です。
を作成する。

  • 「作成」次いで「クエリウィザード」の順に押下。
  • 「クエリデザイン」から作成する方法もあります。






  • 「選択クエリウィザード」次いで「OK」の順に押下。
  • リストから「tbl_大会」の全フィールドを選択します。
  • 「次へ」を押下。
  • リストから「tbl_順位ST」の全フィールドを選択します。
  • 重複している「XXXXX.ID」のどちらか一方を選択から外します。
  • 「次へ」を押下。
  • 「各レコードのすべてフィールドを表示する」を選択。
  • 「次へ」を押下。
  • 「クエリ名の指定」と「その後に行う選択」画面が表示されます。
  • 今回は何もせずそのまま「完了」を押下。
  • 表示を「テーブル」から「クエリ」に変更します。
  • リストから「クエリ」を押下。
  • ここでクエリ名を変更しましょう。
  • 「名前の変更」を押下すると変更可能となります。
  • 「qry_順位ST」とします。
  • 「名前の変更」はいつでも行えます。

データーシートビューで表示する。

  • データーシートビューを表示しましょう。
  • 「qry_順位ST」をダブルクリックか右クリックメニューから開くを押下。

デザインビューで表示する。

  • デザインビューを表示しましょう。
  • 並べ替えはこのままで大丈夫ですが念のため「ID」を昇順にします。
  • 並べ替えは左側が優先となります。
  • 同じ要領で「qry_順位LA」を作成します。

リレーションシップとクエリは完了です。以上で「第3回ACCESS講座」を終了します。

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これから始める初心者のための
アクセス講座

第4回 04/21金

賞状(レポート)の作成
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賞状(レポート)の作成

賞状のレイアウトを練る。

賞状見本を参考にノートにレイアウトを書きます。全く新しく始める場合も見本を先に作成したほうがよろしいかと思います。

  • サイズ:A3 297mm x 420mm
  • 余白:15mm 飾枠サイズ 267mm x 390mm
  • JBDFロゴサイズ:37mm X 37mm(予定)
  • 印影サイズ:22mm ~ 33mm(予定)

画像ファイルを格納する。

「画像ファイルの作成」は後回しにして、予め用意した画像ファイルを提供することとします。

  • 説明の画面は、画像が分かるように大アイコンで表示しています。
  • 提供された画像ファイルを指定されたフォルダーに貼り付けてください。
  • 画像ファイルはサイズ等、条件を満たせばこの限りではありません。提供されたファイルを参考にしてください。

賞状(レポート)を作成する。

  • 「東日本県別.accb」を開く。
  • 「作成」「レポートウィザード」の順に押下。
  • テーブル/クエリから「qry_順位ST」を選択し、使用しない「大会ID」「部門名LA」を除きフィールドを選択します。
  • ここではすべて選択して「大会ID」「部門名LA」を戻しました。
  • 「次へ」を押下。
  • 「bytbl_順位ST」を選択し、「次へ」を押下。
  • グループレベルは指定せずに、「次へ」を押下。
  • 並べ替えを「ID」に昇順で指定、「次へ」を押下。
  • 「単票形式」を選択して、「次へ」を押下。
  • レポート名は後で決めるとします。「プレビューする」を指定して「完了」を押下。
  • レポート画面の右クリックメニューから「印刷プレビュー」を押下。
  • 失敗しても戻れるようにバックアップに「tbl_順位ST のコビー」を作成してあります。時々バックアップすると安心です。 もちろんなくても構いません。

これより「ページ設定」に入ります。

  • 印刷プレビュー」画面の右クリックメニューから「ページ設定」を押下。
  • 「ページ」タブでA3縦、通常使うプリンターに指定します。
  • 通常使うプリンターには本来であれば実際にA3カラーがプリントアウトできるプリンター指定するべきですが 動作試験の段階では、「Microsoft Print PDF」を指定してPDFに出力します。
  • 「レイアウト」タブで幅と高さを指定します。
  • A3サイズから余白を引いた飾枠のサイズです。
  • 余白を最初に「15mm」に決めましたが微調整が必要となります。
  • 「ページ幅がはみ出る」メッセージが出なくなるまで14.99mm~14.96mmに0.01ずつ減らしました。
  • 最後に「OK」を押下します。
  • 「レポートビュー」または「印刷プレビュー」画面の右クリックメニューから「デザインビュー」を押下。

  • 賞状には不要な「レポートヘッダー」と「ページヘッダー」を削除します。

画像ファイルを挿入します。

レポートに飾枠を埋め込みます。
  • プロパティシートのピクチャーの[…]ボタンを押下。
  • 図の挿入の画面で"C:\ACCESS講座\賞状東日本県別\decoration\deco.png"を指定して「OK」を押下。

  • プロパティシートで幅、他ピクチャーに関する事項をを指定します。

  • 「詳細」の高さを指定します。
詳細に画像ファイルを挿入します。
  • レポートデザイン⇒イメージの挿入⇒参照。
  • 表示される「図の挿入」画面でフォルダー「decoration」からそれぞれ「jbdf37.png」「jbdf_back.png」を挿入します。
  • 「図の挿入」画面の「OK」を押したら「+」のカーソルを配置する箇所で押下します。
印影画像ファイルを挿入します。
  • 同様に表示される「図の挿入」画面でフォルダー「seal」からそれぞれ「東日本.png」「東部.png」と各県の印影用に仮として「栃木.png」を挿入します。
  • 「OK」を押下します。
  • 「図の挿入」画面の「OK」を押したら「+」のカーソルを配置する箇所で押下します。
  • 「詳細」⇒「代替の背景色」⇒「色なし」を指定します。
  • 「jbdf_back.png」を最背面へ移動。
  • テキストの背景色を透明にします。
  • 名前を「rpt_賞状東日本県別ST」に変更します。
  • バックアップの「tbl_順位ST のコピー」は役目を終えたので削除しました。
ここまでの画像ファイルとPDFファイルです。
  • 表示は「画像ファイル」です。
  • 押下すると「PDFファイル」が表示されます。

ここまでで素材等の基本的な準備はほぼ完了です。「賞状(レポート)の作成」は一部を残して一旦完了とします。以上で「第4回ACCESS講座」を終了します。

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これから始める初心者のための
アクセス講座

第5回 04/28金

フォームの作成

トラストセンターの設定

    フォルダー「ACCESS講座」を「信頼できる場所」に指定することにより「セキュリティーの警告」メッセージは非表示にすることができます。

  • 「ファイル」を押下。

  • 「オプション」を押下。

  • 「トラストセンター」を押下。
  • 「トラストセンターの設定」を押下。

  • 「信頼できる場所」を押下。
  • 「参照」を押下、フォルダー「ACCESS講座」を指定する。
  • サブフォルダーも信頼「チェック」を入れます。
  • 分かりやい説明を入力します。
  • 「OK」を押下します。

オプション画面を開きます。

  • 今回は「ステータスバーを表示する」のチェックを外します。
  • ドキュメントウィンドウオプションの「ウィンドウを重ねて表示する」を指定する。
  • 「OK」を押下。

フォーム「frm_copyright」の作成

起動して最初に表示されるフォームを作成します。
  • フォームデザインを開きます。。
  • ラベルを作成して"賞状支援EJ"と入力します。

  • "賞状支援EJ"のラベルのフォントサイズを大きく文字配置を中央に設定します。
  • 画面の「右クリックメニュー」から「閉じる」を押下。
  • 表示されるメッセージボックスの「はい」を押下。

  • フォーム名に"frm_copyright"と入力します。
  • 「OK」を押下。

フォーム「frm_大会」の作成。

  • フォームウィザードを開きます。

  • 「テーブル/クエリ」から「tbl_大会」を指定。
  • 「部門名_ST」「部門名_LA」を残してすべて選択。
  • 「次へ」を押下。

  • 「単票」を指定。
  • 「次へ」を押下。

  • フォーム名に「frm_大会」を入力。
  • 「フォームを開いて…」を選択。
  • 「完了」を押下。

  • フォーム「frm_大会」が開きました。

フォーム「frm_順位ST」の作成。

  • フォームウィザードを開きます。
  • 「テーブル/クエリ」から「tbl_順位ST」を指定。
  • 「大会ID」を残してすべて選択。
  • 「次へ」を押下。
  • 「表形式」を指定。
  • 「次へ」を押下。
  • 「frm_順位ST」が開きました。

  • 「frm_順位ST」が開きました。

フォームが作成されました。

作成していない「frm_順位LA」については、後で完成した「frm_順位ST」をコピペする予定です。

オプションを開く。

  • アプリケーションタイトルに「賞状支援EJ」と入力します。
  • アプリケーションアイコンを「参照」から指定します。

  • 「現在のデーターベース」を押下。
  • 「フォームとレポートのアイコンとして使用する」にチェックを入れます。
  • 「フォームの表示」に「frm_copyright」を指定します。
  • 「OK」を押下。

ショートカットを作成する

  • 「賞状東日本県別.accdb」を右クリック⇒「送る」⇒「ディスクトップ(ショートカット作を成)」を押下。

「賞状東日本県別.accdb」のショートカットのアイコンを変更する

  • ディスクトップの「賞状東日本県別.accdb」の「ショートカット」を⇒右クリック。
  • 「アイコンの変更」を押下。
  • 「参照」からフォルダー「ACCESS講座」⇒「賞状東日本県別」⇒「東日本県別.ico」を指定。
  • 「開く」を押下。
  • 「適用」「OK」を押下。

フォルダー「ACCESS講座」のショートカットのアイコンを変更する

  • ディスクトップの「ACCESS講座」の「ショートカット」を⇒右クリック。
  • 「アイコンの変更」を押下。
  • 「参照」からフォルダー「ACCESS講座」⇒「ACCESS講座.ico」を指定。
  • 「開く」を押下。
  • 「適用」「OK」を押下。

ディスクトップのショートカットのアイコンが変更されました

  • 「賞状支援EJ」を押下すると「frm_copyright」が開きます。
  • 「ACCESS講座‐ショートカット」を押下するとフォルダー「ACCESS講座」が開きます。

「賞状支援EJ」を終了する

現時点では、右上の[X]を押下アクセスを終了してください。 次回講座で「終了」ボタンを配置する予定です。

フォームの編集とコーディングの準備ができました。第5回アクセス講座を終了します。

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これから始める初心者のための
アクセス講座

第6回 05/05金

フォームの編集とコーディング

「終了」ボタンを追加する

「賞状支援EJ」を開く。
  • デスクトップのショートカット「賞状支援EJ」をダブルクリックか右クリックメニューの「開く」を押下します。

  • フォーム「frm_copyright」の右クリックメニューから「デザインビュー」を押下。

コマンドボタンを追加します。

  • コントロール

    操作に使用するラベル、チェックボックス、コマンドボタン等、部品のことです。
    の「ボタン」を押下。



  • 配置する場所に[+]を押下1cm四方目安になぞります。

  • 「コマンドボタンウィザード」が表示されます。
  • 使い勝手があまりよくないのでパスしています。
  • 「キャンセル」を押下します。

  • プロパティシート「ピクチャー」の[…]ボタンを押下。
  • ピクチャービルダーで「出口」のピクチャーを選択。
  • 「OK」を押下。

  • プロパティシートから "cmd_終了" と名前を付けます。
  • 「ヒントテキスト」はなくてもいいですが、練習のため今回は入力します。

コードビルダー

  • フォーム「frm_copyright」を「デザインビュー」で開きます。
  • プロパティシート「クリック時」の[…]ボタンを押下。
  • 「コードビルダー」を選択。

イベントプロシージャ

特定の操作や動作による命令文。

  • 「イベントプロシージャ」が表示される。
  • プロパティシート「クリック時」の[…]ボタンを押下。

VBA(Visual Basic for Aplications)

ようやく俗にいう「プログラミング」にたどり着きました。VB、Visual Basic と呼ばれることが多く、 要約すると「手続き型プログラム言語」だそうな。 Basicは基本でなく、 「beginners' all-purpose symbolic instruction code」(「初心者向け汎用記号命令コード」を意味する)だそうな。
  • 「イベント」に対して「コード」が挿入されました。

コーディング

  • 「賞状支援EJ」終了するコードを書きます。「コーディング」と言います。
  • "docmd" 次いでピリオド "." まで入力すると候補が出現します。 さらに "q" と入力すると「アプリケーションを終了する」コード "Quit" が出現します。
  • 「Quit」を押下します。

  • アプリケーションの終了 "Quit" をコーディングしました。

動作確認

  • フォームビューで「終了ボタン」にポインターを乗せてます。入力した「ヒントテキスト」が表示されるか確認します。
  • 「終了ボタン」を押下すると「賞状支援EJ」の画面は閉じられアクセスは終了するはずです。

  • 「賞状支援EJ」の起動と終了を数回繰り返し動作を確認します。

メッセージボックスの追加

  • デザインビューを開きます。
  • クリック時の[…]ボタンまたは「コードを表示」を押下します。

  • 「Docmd.Quit」の上に1行空けます。
  • そこに "if msgbox(" まで入力すると補助の説明が出現します。

  • さらに画面のように入力を続けます。
  • 候補が出現します。

  • 候補から "vbInformation" を選択。
  • "+"を挿入すると組み合わせることができます。
  • 候補から "vbOkCancel" を選択。

  • 入力を続けます。

  • 候補が出現します。
  • "vbOk" か "vbCancel" のどちらかを選ぶことになります。
  • 今回は "vbOk" を選びます。

完成した標準的なプロシージャの例

  • この一連のコードの塊を「プロシージャ」と呼びます。
  • シングルコーテーション "'" はコメントブロックです。これ以降はコードとして判断されず「コメント」の機能となります。
  • 「Tab」キーを1回押して "Docmd.Quit" を見やすいように4文字分下げています。インデント(字下げ)と言います。

動作確認

  • 変更を保存して閉じます。

  • フォームビューで表示します。
  • 「終了ボタン」を押下するとメッセージボックスが表示されるはずです。

練習とお勉強のため、もう2例コーディングします

1例目は、メッセージが多く、しつこくて悪い例です。実行して実感してください。
  • "vbNewLine" は改行コードです。このように使います。
  • 「終了ボタン」を押下するとメッセージボックスが表示されるはずです。
2例目は、お勧めです。こうすることで1行のコードで済みます。
  • "On Error Resume Next" はエラー回避のためのコードです。平たく説明するとエラーが発生しても無視して次へ進みます。 デバグ(修正作業)する場合にはコメントブロックにしてエラー箇所が発見できるようにします。

「Microsoft Build」をご利用ください

「コード表示」の画面で、対象文字列を反転し、[F1]キーを押してください。「Microsoft Build」のページに跳びます。 対象の内容が詳しく説明されています。
画像を押下すると「Microsoft Build」のページに跳びます。 画像フォーム

フォームの編集

完成した「起動フォーム」です。同じでなくて構いません。同じにするほうがかえって難しいと思います。 必須なのは、「終了ボタン」とフォームの「移動ボタン」3個。標題「賞状支援EJ」のラベルです。

「コントロール」を追加します。コピペでもOKです。名前は新たに付けずにそのままにしておいてください。
  • ラベルを追加して標題を入力します。
  • コマンドボタンを3個追加、配置、標題を入力します。
  • プロパティを参照し、中央寄せ、境界線等を編集してください。

これより、プロパティを参照しサイズ、色等を編集します。不明な場合は大体の目安で行ってください。同じでなくてよい。

「詳細」のプロパティを参照。

ラベル「関東甲信越ブロック」のプロパティを参照。

ラベル「賞状支援EJ」のプロパティを参照。

コマンドボタン「大会情報」のプロパティを参照。

「終了ボタン」のプロパティを参照。

「配色」と「フォント」を決めてください。現在の画面は私が決めたものです。皆さんそれぞれで構いません。

ナビゲーションウィンドウを表示しない

  • ファイル⇒オプション⇒現在のデーターベースの順に押下。
  • 「ナビゲーションのウィンドウを表示する」のチェックを外します。
  • [OK]を押下。
今後、表示したい場合は[Shirt]キーを押しながら開くか、開いた後[F11]キーを押してください。

常にイベントプロシージャを使用する

マクロを使用しない場合、設定することにより操作回数が減ります。
  • ファイル⇒オプション⇒オブジェクトデザイナーの順に押下。
  • 「常にイベントプロシージャを使用する」にチェックを入れます。
  • [OK]を押下。

エディターのカスタマイズ

コードエディターの設定は私なりに変えてあります。前景色、フォントとサイズを参照ください。 同じでなくてももちろん大丈夫です。
  • 「コード表示」画面の「ツール」を押下。
  • 「オプション」を押下。
  • 「エディターの設定」タブを押下。
  • 画面内容を参照し設定します。
  • [OK]を押下。

フォームの移動

「frm_copyright」をデザインビューで開き各コマンドボタンに名前をつけます。
  • 標題「大会情報」⇒ "cmd_frm_大会"
  • 標題「スタンダード」⇒ "cmd_frm_順位ST"
  • 標題「ラテンアメリカン」⇒ "cmd_frm_順位LA"

各コマンドボタンそれぞれにクリック時イベントプロシージャを作成します。
コーディングは

モジュール

プロシージャの塊です。この場合はフォーム全体のプロシージャ。
を参照してください。
モジュール(※コピペ可能)
Option Compare Database
Option Explicit

'「ラテンアメリカン」ボタンが押された

Private Sub cmd_frm_順位LA_Click()
On Error Resume Next

DoCmd.Minimize
DoCmd.OpenForm "frm_順位ST"  '←間違いではありません。作成途中のこの時点では _
							"frm_順位LA"は存在していないので代替えています。

End Sub

 '「スタンダード」ボタンが押された

Private Sub cmd_frm_順位ST_Click()
On Error Resume Next

DoCmd.Minimize
DoCmd.OpenForm "frm_順位ST" 'フォームを開く

End Sub

'「大会情報」ボタンが押された

Private Sub cmd_frm_大会_Click()
On Error Resume Next

DoCmd.Minimize
DoCmd.OpenForm "frm_大会" 'フォームを開く
End Sub

'「終了」ボタンが押された

Private Sub cmd_終了_Click()
On Error Resume Next

If MsgBox("「賞状支援EJ」を終了します。", vbInformation + vbOKCancel, "終了の確認")  _
				= vbCancel Then Exit Sub 'キャンセルが押された
    DoCmd.Quit  'アプリケーションの終了

End Sub

「frm_大会」をデザインビューで開きます。
  • 閉じる時のイベントプロシージャ[…]ボタンを押下します。

VBA画面にプロシージャが挿入されます。
  • 「編集」から「入力候補」を押下します。
  • "Form_frm_copyright" を押下します。

入力を続けます。
  • 続けて "." を入力、「候補」から "SetFoucus" を押下します。
  • 改行し同様に "Docmd." を入力、「候補」から "Restore" を押下します。
  • コメントブロックとエラー回避コードを追加します。

「frm_順位ST」をデザインビューで開きます。
  • 閉じる時のイベントプロシージャ[…]ボタンを押下します。

VBA画面にプロシージャが挿入されます。
「frm_大会」とまったく同様ですので同じことをするか、プロシージャをコピペします。

長くなりました。フォームの移動は「frm_順位LA」を残して完了です。
第6回アクセス講座を終了します。

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第7回 05/12金

フォームの編集とコーディング(続き)

フォームの編集とコーディング


メール添付しました追加の画像ファイルを以下のディレクトリーに格納してください(コピペ)。
  • 画像ファイル「東京.png」⇒C:\ACCESS講座\賞状東日本県別\seal\東京.png
  • 画像ファイル「神奈川.png」⇒C:\ACCESS講座\賞状東日本県別\seal\神奈川.png
  • 背景用画像ファイル ⇒C:\ACCESS講座\賞状東日本県別\decoration\J0143758.GIF

frm_大会

作成時のテキストの書式を変更します。見落としそうになりますが必ず変更します。
  • 「frm_大会」をデザインビューで開きます。
  • タブ「書式」を押下。
  • スクロールバー「あり」を「なし」に変更します。

  • タブ「その他」を押下。
  • Enterキー入力時動作「フィールドに行を追加」を「既定」に変更します。

サイズ、間隔、配置

体裁を整えます。右側にコントロールを配置するスペースを確保しておきます。

テキストの書式の数値は私が設定しましたこの限りではありません。参考にしてください。

背景に画像ファイルを使用します。
  • タブ「書式」を押下。
  • ピクチャーの[…]ボタンを押下。
  • 表示される「図の挿入」画面に"C:\ACCESS講座\賞状東日本県別¥decoration\J0143758.GIF"を指定します。
  • ピクチャー全体表示を「はい」に。

フォームの書式。
多くの項目の書式は変更されていますがこの限りではありません参考までに。
  • 境界線スタイル
  • レコードセレクタ
  • 移動ボタン
  • スクロールバー

項目「印鑑県別」の追加

「tbl_大会」にルックアップフィールド「印鑑県別」を追加します。
練習のため後で追加としましたが分かっている場合は最初に設定してください。
  • 「tbl_大会」をデザインビューで開きます。
  • フィールド名に「印鑑県別」を追加します。
  • データ型から「ルックアップウィザード」を選択します。

続けます。
  • 「表示する値をここで指定する」を選択します。
  • 「次へ」を押下します。

続けます。
  • 「セルの値」を入力する。
  • 「次へ」を押下します。

続けます。
  • 「ルックアップフィールドに付けるラベルを指定してください。」に入力。
  • 「入力チェック」にチェックを入れる。
  • 「完了」を押下。

続けます。
  • メッセージボックスの「はい」を押下。

確認します。

「コントロール」を追加します。
  • 「既存のフィールドの追加」を押下⇒「印鑑県別」を追加。"cbx_印鑑県別"と名前を付けます。
  • コントロールから「コマンドボタン」を追加。"cmd_印鑑"と名前を付けます。
  • 同じく「チェックボックス」を追加。"chk_表示"と名前を付けます。
  • イメージの挿入「印影」3個「東日本.png」「栃木.png」「東部.png」を追加。「栃木.png」に"img_印鑑県別"と名前を付けます。

「イベントプロシージャ」を割り当てます。
  • 「閉じる時」を押下⇒「印鑑県別」を追加。"cbx_印鑑県別"と名前を付けます。
  • コントロールから「コマンドボタン」を追加。"cmd_印鑑"と名前を付けます。
  • 同じく「チェックボックス」を追加。"chk_表示"と名前を付けます。
  • イメージの挿入「印影」3個「東日本.png」「栃木.png」「東部.png」を追加。「栃木.png」に"img_印鑑県別"と名前を付けます。

イベントプロシージャの動作
  • 閉じる時
    Private Sub Form_Close()
    現在のフォーム「frm_大会」を閉じて最小化したフォーム「frm_copyright」を元に戻します
    End Sub
  • 印刷ボタンが押された
    Private Sub cmd_印刷_Click()
    ・表示のチェックあり
      印刷プレビューを表示
    ・表示のチェックなし
      メッセージボックスを表示して印刷
    End Sub
  • コンボボックス「cbx_印鑑県別」が更新された
    Private Sub cbx_印鑑県別_BeforeUpdate(Cancel As Integer)
    指定された印影が表示されます
    End Sub
モジュール(※コピペ可能)

Option Compare Database
Option Explicit

'「印鑑県別」コンボボックスが更新された

Private Sub cbx_印鑑県別_BeforeUpdate(Cancel As Integer)
'On Error Resume Next

Dim str印鑑県別 As String '変数を宣言します

'メモ
'"青森県";"岩手県";"宮城県";"秋田県";"山形県";"福島県";"茨城県";"栃木県";"群馬県"; _
                "埼玉県";"千葉県";"東京都";"神奈川県";"新潟県";"山梨県";"長野県"
Select Case Me.cbx_印鑑県別
    
    Case "青森県" '青森県の場合
        str印鑑県別 = "青森.png"'変数に画像ファイル「青森.png」を代入
    Case "岩手県"
        str印鑑県別 = "岩手.png"
    Case "宮城県"
        str印鑑県別 = "宮城.png"
    Case "秋田県"
        str印鑑県別 = "秋田.png"
    Case "山形県"
        str印鑑県別 = "山形.png"
    Case "福島県"
        str印鑑県別 = "福島.png"
    Case "茨城県"
        str印鑑県別 = "茨城.png"
    Case "栃木県"
        str印鑑県別 = "栃木.png"
    Case "群馬県"
        str印鑑県別 = "群馬.png"
    Case "埼玉県"
        str印鑑県別 = "埼玉.png"
    Case "千葉県"
        str印鑑県別 = "千葉.png"
    Case "東京都"
        str印鑑県別 = "東京.png"
    Case "神奈川県"
        str印鑑県別 = "神奈川.png"
    Case "新潟県"
        str印鑑県別 = "新潟.png"
    Case "山梨県"
        str印鑑県別 = "山梨.png"
    Case "長野県"
        str印鑑県別 = "長野.png"
        
End Select
'ディレクトリーを指定します
Me.img_印鑑県別.Picture = "C:\ACCESS講座\賞状東日本県別\seal\" & str印鑑県別

End Sub

'「印刷」ボタンが押された

Private Sub cmd_印刷_Click()
On Error Resume Next
Me.Requery

If Me.chk_表示 = True Then'チェックあり
    DoCmd.OpenReport "rpt_賞状東日本県別見本", acViewPreview'印刷プレビューを表示
    DoCmd.Maximize
Else'チェックなし
    If MsgBox("見本を印刷します。", vbInformation + vbOKCancel, "印刷の確認") =  vbCancel Then Exit Sub
    DoCmd.OpenReport "rpt_賞状東日本県別見本", acViewNormal'印刷する
End If

End Sub

'フォームが閉じられた

Private Sub Form_Close()
On Error Resume Next

Form_frm_copyright.SetFocus
DoCmd.Restore'最小化していた「frm_copyright」を元のサイズに戻します
End Sub

「賞状東日本県別見本」を作成します。

コマンドボタン「見本」を押下したときに表示される見本を作成します。
  • [F11]を押下してナビゲーションウィンドウを表示します。
  • レポートを表示します。
  • 「rpt_賞状東日本県別ST」をコピーして「rpt_賞状東日本県別見本」と名前を変えます。

「rpt_賞状東日本県別見本」をデザインビューで開いて編集します。

レポートのデザインビューはフォームとほぼ同じです。コントロールの書式をPDFファイルで別口で作成しました。 時間をかけて気長に編集なさってください。
コントロールの書式PDFファイル

読み込み時[…]ボタンを押下します。
  • タブ[イベント]を押下します。
  • 読み込み時[…]ボタンを押下します。
  • VBA画面にイベントプロシージャが作成されます。
  • 内容は「frm_大会」とほぼ同様ですのでコピペが手っ取り早いでしょう。
モジュール(※コピペ可能)

'読み込み時

Private Sub Report_Load()
'On Error Resume Next
Me.cbx_印鑑県別.Requery'「rpt_賞状東日本県別見本」「印鑑県別」を修正した

'XXX ここから下「frm_大会」と同様です XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
Dim str印鑑県別 As String '変数を宣言します

'メモ
'"青森県";"岩手県";"宮城県";"秋田県";"山形県";"福島県";"茨城県";"栃木県";"群馬県"; _
                "埼玉県";"千葉県";"東京都";"神奈川県";"新潟県";"山梨県";"長野県"
Select Case Me.cbx_印鑑県別
    
    Case "青森県" '青森県の場合
        str印鑑県別 = "青森.png"'変数に画像ファイル「青森.png」を代入
    Case "岩手県"
        str印鑑県別 = "岩手.png"
    Case "宮城県"
        str印鑑県別 = "宮城.png"
    Case "秋田県"
        str印鑑県別 = "秋田.png"
    Case "山形県"
        str印鑑県別 = "山形.png"
    Case "福島県"
        str印鑑県別 = "福島.png"
    Case "茨城県"
        str印鑑県別 = "茨城.png"
    Case "栃木県"
        str印鑑県別 = "栃木.png"
    Case "群馬県"
        str印鑑県別 = "群馬.png"
    Case "埼玉県"
        str印鑑県別 = "埼玉.png"
    Case "千葉県"
        str印鑑県別 = "千葉.png"
    Case "東京都"
        str印鑑県別 = "東京.png"
    Case "神奈川県"
        str印鑑県別 = "神奈川.png"
    Case "新潟県"
        str印鑑県別 = "新潟.png"
    Case "山梨県"
        str印鑑県別 = "山梨.png"
    Case "長野県"
        str印鑑県別 = "長野.png"
        
End Select
'ディレクトリーを指定します
Me.img_印鑑県別.Picture = "C:\ACCESS講座\賞状東日本県別\seal\" & str印鑑県別

End Sub

エラー発覚

「印鑑県別」を「frm_大会」に合わせて「cbx_印鑑県別」に変更してください。
完成した「rpt_賞状東日本県別見本」です。基のワードの見本とほぼ同じに仕上がりました。押下するとPDFファイルで開きます。
皆さんうまく動きましたでしょうか?。第7回アクセス講座を終了します。

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第8回 05/19金

フォームの編集とコーディング(続き)

チームリストの追加作成

スタンダード、ラテンアメリカン共チームリストを追加作成します。

テーブルを作成します。
  • 「tbl_チームリストST」のデザインビュー。
  • 「ID」はレコードの追加や削除があるためオートナンバーであることに注意してください。

  • 「tbl_チームリストST」のデータシートビュー。
  • フィールドの入力は後からでも構いません。
「tbl_チームリストLA」の作成は「tbl_チームリストST」をコピペしてください。

フォームを作成します
  • レコードソースを「tbl_チームリストST」に今までと同様に作成し「frm_チームリストST」と名前を付けます。
  • 50音順に並べたいのでクエリを使用しますが今回は内部でクエリを指定できるクエリビルダーを使用します。
  • レコードソースの[…]ボタンを押下します。

クエリビルダーが起動しました。
  • 「ID」「都道府県」「頭文字」を下の表にドラッグして追加します。
  • 「頭文字」の並べ替えを「昇順」を指定します。
  • 右クリックメニューから「データシートビュー」を押下します。

データシートビューです。
  • 「頭文字」の並び順が「昇順」であることを確認します。

書式とモジュール


コントロールの書式一覧

イベントプロシージャ ※モジュール参照
  • 全削除ボタンが押された。
  • 個別の削除ボタンが押された。
  • フォームが閉じられた。
名前を「削除」ボタンから「全削除」ボタンに変更しました。 画像フォーム
モジュール(※コピペ可能)

Option Compare Database
Option Explicit

'全削除ボタンが押された

Private Sub cmd_削除_Click()
'On Error Resume Next

If Me.NewRecord = True Then Exit Sub

If MsgBox("全削除します。", vbInformation + vbOKCancel, "全削除の確認") = vbCancel Then Exit Sub
    DoCmd.GoToRecord , , acFirst
    DoCmd.Echo False
    
    DoCmd.SetWarnings False
Do
    If Me.NewRecord = True Then
        DoCmd.SetWarnings True
            DoCmd.Echo True

        Exit Sub
    Else
        DoCmd.RunCommand (acCmdDeleteRecord)
    End If
Loop
          
End Sub

'個別の削除ボタンが押された

Private Sub cmd_削除個別_Click()
'On Error Resume Next

If Me.NewRecord = True Then Exit Sub

If MsgBox("「" & Me.txt_都道府県 & "」を削除します。", vbInformation + vbOKCancel, "削除の確認") = vbCancel Then Exit Sub
    DoCmd.SetWarnings False
    DoCmd.RunCommand (acCmdDeleteRecord)
    DoCmd.SetWarnings True

End Sub

'フォームが閉じられた

Private Sub Form_Close()
'DoCmd.Requery
Form_frm_順位ST.cbx_チーム名.Requery
End Sub

「frm_順位ST」の編集

これまでと同様、以下に示す「コントロールの書式一覧」を参照してください。


コントロールの書式一覧

操作方法とイベントプロシージャ

スタンダード部門の第7位から第10位までを入力することを想定して説明しています。
  • 起動画面のコマンドボタン「スタンダード」を押下してフォーム「スタンダード部門」を開きます。
  • フレーム「摘要」内の「開始」~「終了」ページにそれぞれ"7"と"10"を入力します。
  • 「選択」ボタンを押下しますす。
  • 第7位から第10位までのチェックボックス「摘要」にチェックが入ります。

  • トグルボタン「適用」を押すと摘要したレコードのみ表示されます。
  • フレーム「摘要」内のコントロールは使用不可となります。
  • 同時にコマンドボタン「印刷」とチェックボックス「表示」が使用不可から使用可となります。
  • コンボボックス「チーム」にダウンリストから選択するか直接入力してください。

「賞状」の印刷プレビューを表示する
  • チェックボックス「表示」にチェックを入れた状態でコマンドボタン「印刷」を押すと印刷プレビューが表示されます。

印刷プレビューが表示されました。

「賞状」を印刷する
  • 印刷するにはチェックボックス「表示」のチェックを外してコマンドボタン「印刷」を押します。
  • メッセージボックスが表示されます。
  • 「OK」を押下。
モジュール(※コピペ可能 )
色付けは、コメントブロックのみとしました。機能に影響はありません。
Option Compare Database
Option Explicit

'リストボタンが押された

Private Sub cmd_チームリスト_Click()
DoCmd.OpenForm "frm_チームリストST" 'フォームを開きます
End Sub

'リセットボタンが押された

Private Sub cmd_リセット_Click()
'On Error Resume Next

If Me.CurrentRecord < 1 Then Exit Sub

If MsgBox("全チームをリセットします。", vbInformation + vbOKCancel, "リセットの確認") = vbCancel Then Exit Sub
Me.cbx_チーム名.SetFocus
DoCmd.GoToRecord , , acFirst

Do
    
    Me.cbx_チーム名 = Null '未定義にします
    
    If Me.Recordset.RecordCount = Me.CurrentRecord Then
        DoCmd.GoToRecord , , acFirst
        Exit Do
    End If

    DoCmd.GoToRecord , , acNext
Loop


End Sub

'個別のリセットボタンが押された

Private Sub cmd_リセット個別_Click()
'On Error Resume Next
    
Me.cbx_チーム名 = Null '未定義にします

End Sub

'印刷ボタンが押された

Private Sub cmd_印刷_Click()
On Error Resume Next
Me.Requery

If Me.chk_表示 = True Then '表示チェックあり
    DoCmd.OpenReport "rpt_賞状東日本県別ST", acViewPreview '印刷プレビューを表示
    DoCmd.Maximize
Else '表示チェックなし
    If MsgBox("印刷します。", vbInformation + vbOKCancel, "印刷の確認") = vbCancel Then Exit Sub
    DoCmd.OpenReport "rpt_賞状東日本県別ST", acViewNormal '印刷する
End If

End Sub

'解除ボタンが押された

Private Sub cmd_頁解除_Click()
'On Error Resume Next

DoCmd.GoToRecord , , acFirst

Do
    Me.chk_摘要 = False 'チェックを外す
    
    If Me.Recordset.RecordCount = Me.CurrentRecord Then
        DoCmd.GoToRecord , , acFirst
        Exit Do
    End If

    DoCmd.GoToRecord , , acNext
Loop

End Sub

'選択ボタンが押された

Private Sub cmd_頁選択_Click()
'On Error Resume Next

DoCmd.GoToRecord , , acFirst

Do
    If Me.txt_頁開始 <= Me.CurrentRecord And Me.txt_頁終了 >= Me.CurrentRecord Then '条件範囲のとき
        Me.chk_摘要 = True 'チェックを入れる
    Else '条件範囲外のとき
        Me.chk_摘要 = False 'チェックを外す
    End If
    
    If Me.Recordset.RecordCount = Me.CurrentRecord Then
        DoCmd.GoToRecord , , acFirst
        Exit Do
    End If

    DoCmd.GoToRecord , , acNext
Loop

End Sub

'フォームが閉じられた

Private Sub Form_Close()
On Error Resume Next

Form_frm_copyright.SetFocus
DoCmd.Restore '元に戻す
End Sub

'フォームが読み込まれたた

Private Sub Form_Load()
Me.lbl_頁数.Caption = "/" & DCount("*", "tbl_順位ST") & "ページ" 'レコード数を取得します
End Sub

'フレーム「摘要」が更新された

Private Sub fra_摘要_AfterUpdate()
On Error Resume Next

Select Case Me.fra_摘要

    Case 1 'すべてボタンが選択された
        DoCmd.ShowAllRecords 'フィルターの解除
        With Me
            .cmd_印刷.Enabled = False '使用不可
            .chk_表示.Enabled = False
            
            .cmd_頁選択.Enabled = True '使用可
            .cmd_頁解除.Enabled = True
            .txt_頁開始.Enabled = True
            .txt_頁終了.Enabled = True
        End With
    Case 2 '摘要ボタンが選択された
        With Me
            .Filter = "摘要=True"
            .FilterOn = True 'フィルターの実行
            
         If Me.CurrentRecord < 1 Then
            .cmd_印刷.Enabled = False
            .chk_表示.Enabled = False

         Else
            .cmd_印刷.Enabled = True
            .chk_表示.Enabled = True

         End If
            .cmd_頁選択.Enabled = False
            .cmd_頁解除.Enabled = False
            .txt_頁開始.Enabled = False
            .txt_頁終了.Enabled = False
        End With
End Select

End Sub

frm_順位LAの作成

「frm_順位ST」が完成しましたらコピペして「frm_順位LA」を完成してください。
必要な修正箇所は以下の通りです。
  • レコードソース
  • ラベル標題
  • cbx_チーム名の「集合ソース」
  • コードを開いて「ラテンアメリカン部門」用に変更します。
    ⇒"frm_チームリストLA"
    ⇒"rpt_賞状東日本県別LA"
    ⇒"tbl_順位LA"

「frm_copyright」の修正

「ラテンアメリカン」ボタンの「クリック時イベントプロシージャ」を修正します。
  • クリック時イベントプロシージャを開きます。
  • 代替えていた「frm_順位ST」を「frm_順位LA」が開くよう変更します。

少し難しかったと思います。第8回アクセス講座を終了します。

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第9回 05/26金

タブオーダーとデバッグ
ACCDEの作成

タブオーダー

タブオーダーを表示する。
「frm_大会」を例に説明します他のフォームも同様です。
デザインビューを開きます。

  • 右クリックメニューから「タブオーダー」を押下します。
  • またはツールから「タブオーダー」を押下します。
  • タブオーダーが開きます。
  • フォーカス
    コントロールに照準を合わせて入力や変更の準備状態にあること。
    の移動順を指定します。 の移動順を指定します。
  • 指定したら[OK]を押下します。
  • 「自動」を押すと左上から右下に横に移動します。

デバッグ

英語表記は「Debug」、直訳は「虫を払う」。不具合を修正すること。

「frm_copyright」を例に説明します他のフォームも同様です。
デザインビューからVBA画面を開きます。

  • エラー回避のコードをコメントブロックにして無効にします。
  • フォームビューですべての動作試験を行い動作が正常であることを確認します。

実行時エラーを発生してみます。

  • 理由と共にメッセージが表示されます。
  • 「デバッグ」を押下します。
  • エラー行の背景色が黄色になります。
  • コードを修正して[F8]キーを押下すると正しければ次のコードへ移動されます。
  • 続けます。
  • 続けます。
  • 続けます。
  • 押下すると終わります。

コンパイル

プログラミング言語をPCが実行可能な機械語に変換すること。
  • デバッグからコンパイルを押下します。
  • 何事もなければ「コンパイル」の文字色がグレーに変わります。

コンパイルエラーを発生してみます。

  • 理由と共にメッセージが表示されます。
  • [OK]を押下して修正します。

ACCDEの作成

「賞状支援EJ.accdb」を開いて「ファイル」を押下します。

  • 「名前を付けて保存」を選択。
  • 「データベースに名前を付けて保存」を選択。
  • 「ACCDEの作成 ファイルは実行可能ファイルにコンパイルされます。」を選択。
  • 「名前を付けて保存」を押下します。

  • 「保存」を押下します。

一旦終了して、保存したフォルダー「賞状東日本県別」を開きます。
分かりやすいように大アイコンで表示しています。

  • 「賞状東日本県別.accde」が鍵のかかったアイコンで保存されていることを確認します。

「ACCDE」について

図に示す通り、フォーム、レポート等多くのコントロールはデザインビューで開けず編集不可となります。
拡張子は開発・編集可能な「.accdb」に対して開発・編集不可の「.accde」となります。

次のように覚えると良いでしょう。
"db"は開発・編集可能な「データベースファイル」"de"は実行(execute)ファイル。

必要に応じて「.accdb」と使い分けてください。

第9回アクセス講座を修了します。以上で予定していたアクセス「賞状支援EJ」が完成しました。
皆さん、いかがだったでしょうか?。アクセスのほんの入り口にすぎませんが挫折なさらず挑戦するきっかけになれば幸いです。
すべて覚えるのはとても困難です。覚えられなくても調べることを覚えるととても気が楽になります。
最終回は「画像ファイルの作成」です。アクセスの構築とは直接関係しませんが素材がないことにはどうにもなりません。

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これから始める初心者のための
アクセス講座

最終回 06/02金

画像ファイルの作成

おはようございます!。めでたく最終回を迎えることとなりました。
さてメール添付の「作業フォルダー」は「C:\ACCESS講座\作業フォルダー」とするか、任意のディレクトリーに格納してください。

画像編集ソフトのセットアップ

  • アイコンを押下してINKSCAPEのWebサイトを開きます。
画像フォルダーの作成 INKSCAPE
自由に描こう。

  • 「ダウンロード」を押下します。
  • [☓]を押下して「すべてのプラットフォーム」を閉じます。
  • 「Windows Installer Package msi」を押下します。
  • ダウンロードが開始されます。
  • ダウンロードが完了しましたら「inkscape-1.2.2_202…msi」をダブルクリックか右クリックメニューまたはフォルダーを開いて実行します。

ウィザードが起動します。

  • [NEXT]を押下します。
  • [Install]を押下します。
  • [Finish]を押下します。
画像フォルダーの作成 画像フォルダーの作成 画像フォルダーの作成 画像フォルダーの作成 画像フォルダーの作成

デスクトップにショートカットアイコンが追加されました。

  • 開くにはアイコンを「ダブルクリック」か右クリックメニューで「開く」を押下します。
  • 「スタートメニュー」にも追加されているはずです。
画像フォルダーの作成

画像ファイルの作成

デジタル表彰状印刷のWebサイトから賞状の飾枠の無料テンプレートを入手します。

  • 「無料テンプレート」を押下して「無料テンプレート」のページを開きます。
  • 「ダウンロードはこちら」を押下します。
  • ダウンロードした「template4.doc」を「作業フォルダー\deco」にコピペします。
    ※「作業フォルダー\deco」には「template4見本.doc」を見本として既に入れてあります。
無料テンプレート 画像フォルダーの作成

作業フォルダー

「作業フォルダー」では
 ・賞状飾枠(deco.png)
 ・賞状ロゴ(jbdf37.png)
 ・賞状背景(jbdf_back.png)
の3個の画像ファイルを作成します。

ファイルを作成するには「INKSCAPE」を使用します。
以下のフォルダー内には使用した素材と共に編集・出力した直後の拡張子「.svg」のINKSCAPEファイルがあります。 参考になさり、目的の画像ファイルの作成に挑戦してください。

  • \deco
    ⇒"deco.svg","deco.png"他
  • \jbdf_logo
    ⇒"jbdf37.svg","jbdf37.png"他
  • \jbdf_back
    ⇒"jbdf37.svg","jbdf_back.png"他

編集加工の方法について。

  • ダウンロードしたワード「template4.doc」を開いきます。
  • 右クリックメニューから飾枠をフォルダー「\deco」に保存します。
  • ファイル形式は「PNG」または「JPG」とします。
ダウンロードしたワード「template4.doc」 画像レポート

「Inkscape」で飾枠を加工する。

このままでは使用できません。余白を取除きサイズを設定します。
フリーソフトの「Inkscape」を使用します。
  • 飾枠の画像ファイルをインポートまたはドラグします。
  • ページの内側に画像を外側に切取る余白になるよう調整します。
  • 「エクスポート」で「ページ」にすると余白を取除いた状態になります。
  • 「画像サイズ」は「DPI」で調整します。ここでは「DPI 125」でエクスポートしました。
  • 「deco.png」と名前を付けて保存します。
「deco.svg」 画像レポート

開けないファイルについて。

フォルダー「\jbdf_logo」にはJBDF本部CD-ROMのロゴ等のファイルが入っています。 専用ソフトでなければ開けないようです。オンラインで変換できるWebサイトがあります。 必要な場合はご利用ください。

印鑑の作成

実のところ、数年前から有料の電子印鑑ソフトを使っています。 その前は自作していましたが時間がかかり面倒くさくなり止めてしまいました。 Web検索すると無料ソフトがごまんとあります、ただ気に入ったのがあるどうか。 その気になればワードアートでもいける気がします。 それと印鑑用に篆書体とかのフォントにしようとするととても高価で手が出ません。 シャチハタのHPで篆書体で画像ファイルをDLして利用したこともありました。

印鑑の文言が間違っていなければ装飾の要素が強いので自由度はあると思います。

アイコンの作成

いいのがありますので紹介します「IcoFX」です。これもWeb検索するといっぱい出てきます。 日本語版をダウンロードするとよいでしょう。とはいってもなかなか使う機会はないかもしれません。

全10回にわたりました「これから始める初心者のためのアクセス講座」を終了します。質問等ございましたら補足したいと思います。 しばらくこのページは残しておくこととします。それではごきげんよう!。渡辺賢一