ご紹介
発展と展望
会長 奈良光雄
2016 年に発足した全日本車いすダンスネットワークは、2019 年 8 月に特定非営利活動 法人(NPO 法人)に認定され、「特定非営利活動法人 全日本車いすダンスネットワーク」 となりました。 車いすダンスは 1990 年代から日本にも広まり、1998 年の長野パラリンピック開会式の出場、全日本選手権、世界大会など数々の場で多くの障がいのある人とない人が共に手を 取り合って活躍してきました。 しかし、ここ 10 年ほど、多様な車いすダンスの在り方と個々 のニーズの広がりによって、既存の在り方にマッチングできないダンサーたちは、自身に適した活躍の場を見つけられないこともあり、車いすダンス人口は減少傾向にありました。
そのような流れの中で、私たちは、
①車いすダンスをもっと身近で誰でも気軽に楽しく参加できるものにすること。
②地方に根差した活動を皆で支え合い、日本中どこにいても、車いすダンスを楽しめる文化を誰もが享受できるようにすること。
これらを活動の軸 として新しい団体を発足したのです。
あれから 3 年の月日が経ちましたが、今回特定非営利活動法人を取得できたことは、私 たちの大きな一歩となりました。多くの仲間たちとの連携・協力とご理解ある皆様のお力 添えに改めて感謝申し上げます。
現在は 20 都道府県で 124 名の会員が活躍しています。私たちは障がいのある人とない人 が共に楽しめる車いすダンスというスタイルを大切にしながらも、車いすダンスの多様な在り方を模索し、その可能性を広げ、車いすダンスが文化として日本に根付いていくこと を願っています。
来年3月のスーパージャパンカップも、会員一丸となって演技を披露したいと思います。 皆様、これからも「特定非営利活動法人 全日本車いすダンスネットワーク」を宜しくお願い致します!。
会員の皆様へ
ご寄付の報告 2023年5月吉日
この度、下記団体及び企業様より当法人へ多大なご寄付を賜りましたので会員の皆様に報告致します。
- 寄付金を頂いた団体及び企業
- 兵庫県プロフェッショナルダンス協会様
- 寄付金 10万円
- 会 長 井 上 匡 毅 様
- 副会長 橋 本 剛 様
- 東 野 修 様
- 株式会社サムコマースジャパン
- 代表取締役 ダティン・晴代・ロー 様
- 協賛金 50万円
障がい者と健常者を繋ぐ架け橋「車いすダンスジャパンカップ2023」及び、障がい者とWDNとのダンスの絆を絶やさぬようにと協賛を頂きました。 大切に、及び適切に全日本車いすダンスネットワークの事業活動に使わせていただきます。